VA’A

VA’Aの歴史

VA’Aは、数千年前にポリネシアの人々が大海原を航海するために生み出したカヌーに起源をもちます。彼らは星や風、波のうねりを読み取り、VA’Aに乗ってハワイ、タヒチ、ニュージーランドなど太平洋の島々へと広がっていきました。

VA’Aは単なる移動手段ではなく、家族や共同体の絆を支え、命を守る大切な「文化の船」でもありました。やがて近代に入り、伝統を継承するスポーツとしてレース文化が根づき、ハワイやタヒチでは国民的な競技に発展しました。日本には1980年代頃から紹介され、現在では湘南や沖縄など各地でクラブ活動や大会が行われ、古代から続く「海をつなぐ文化」が現代に受け継がれています。

世界のレース文化の広がり

現代のVA’Aは、スポーツとして世界中に広がりを見せています。
ハワイの「Moloka‘i Hoe(モロカイ・ホエ)」やタヒチの「Hawaiki Nui V a‘a(ハワイキヌイ・ヴァア)」は、世界中のパドラーが憧れる国際的な長距離レースとして知られ、数百艇が島から島へと挑む壮大な大会となっています。

また、ニュージーランドやオーストラリアではクラブ文化が盛んで、若者からシニアまで幅広い層が競技やレクリエーションとして親しんでいます。さらに近年はヨーロッパやアジアでもクラブが増え、世界大会や世界選手権も開催されるようになり、VA’Aはグローバルに共有される「海洋文化の象徴」として進化し続けています。


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